博多からしめんたいこ物語

博多からしめんたいこ物語 北海道編

椒房庵の博多からしめんたいこは、大切な北海道産の卵を使用しております。

生のまま塩漬けするから、魚卵のうまみが生きている。それが、国産を使う理由です。

国産のスケソウダラの漁獲高が年々減少していくなか、椒房庵では北海道産にこだわっています。その大きな理由はなんといっても、原卵そのものが持つ濃厚なうまみにあります。
たらこ本来のおいしさを生かした味づくりを大切にしている私たちにとって、これは大きな魅力であり、どうしても譲れない条件でもあります。

寒さがもっとも厳しい時期にスケソウダラ漁は行なわれます。

北海道のスケソウダラ漁は11月から2月頃まで行なわれますが、中でも12月から1月は、スケソウダラ漁の最盛期。魚群が産卵のために水深300m前後まであがってくるためです。
スケソウダラ漁の中でも最も古いといわれる「刺し網漁」では、船長が予測したポイントに一晩かけて約2・5キロ前後にも及ぶ長い網をしかけます。ポイントの予測が何より重要であり、熟練の経験と知恵を要するのです。

氷点下10度の中、淡々と作業は進められます。すべては鮮度を守るため。

水揚げ作業が始まるのは、深夜の午前3時頃。横付けされた船体から、スケソウダラのかかった網がつぎつぎとおろされ、港に集まってきた人々が網からスケソウダラを手早く外していきます。

氷点下10度を下回る、刺すような冷気の中での大変厳しい作業ですが、すべては卵を鮮度の良いまま切り屋へ運ぶための大切な作業。朝日が昇るまで、時間との勝負です。

北海道・苫小牧漁港、午後8時20分。
刺し網漁にでていく漁船。
  • 帰港後慌ただしくスケソウダラを水揚げする。
  • 生産地を視察する椒房庵・めんたいこ製造担当の倉橋
午前3時頃、刺し網を揚げ港に次々に戻ってくる漁船。極寒のなか、すぐさま港では一匹一匹手作業で、網からスケソウダラをはずす作業が始まる。
卵の鮮度が落ちないうちに、手早く切り出し、「真子」を選びます。

競りにかけられたスケソウダラは、朝のうちに「切り屋」へと運ばれます。

ここではベルトコンベア上を流れるスケソウダラを目にも止まらぬ早さで次々とさばいていきます。卵を傷つけないように、先の丸い特殊な包丁を使います。大変な集中力を使う作業にも関わらず、一匹あたりの時間はわずか5秒ほど。ベテランの方は、一日に1000匹さばくのだそうです。

腹から取り出された卵は美しくツヤツヤとして、新鮮そのもの。薄皮の中に卵の一粒一粒が光っているのが見えます。

成長具合によって卵の大きさや色などが異なるため、その場で七つの等級に選別されます。椒房庵では皮が薄くほどよく熟した『真子』がいちばんおいしいと考えています。

スケソウダラに包丁を入れ、卵を取り出す作業をする切り子さんたち。
もっとも美味しく仕上がるよう、塩加減を指定しています。

選別した真子は、寒さで凍ってしまわないよう氷で覆い、塩漬け工場へ運びます。そこで丸一日、椒房庵が定める塩加減の塩水に漬け込みます。塩水から上げたら、しばらく時間をおいて水分を抜きます。そうしておくと、あとで椒房庵の辛子たれが染み込みやすくなります。

もっともいい状態を見はからって、急速冷凍したら、福岡の椒房庵へ。その間に塩がほどよく卵になじみ、カドのとれたまろやかな塩辛さになります。

椒房庵が使用している北海道産の原卵。

通信販売のごあんない

  • 博多からしめんたいこのブランドとして立ち上げた「椒房庵(しょぼうあん)」。たらこ本来のうまみを生かしためんたいこをはじめ、博多ラーメンやもつ鍋、今では全国のお客様からご愛用いただくようになりました。通信販売もご利用いただけますので、どうぞ、ご利用くださいませ。
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